国産バイリンガルおすすめ!英会話の勉強に役立つ洋画10選と勉強法

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こんにちは、りんごです!

本日は、英語を楽しく勉強したい♡という方におすすめの、英語学習に役立つ洋画をご紹介したいと思います。

私は、現在カナダのモントリオールにワーホリで来ておりますが、それまではずっと日本で英語の勉強をしてきました。日本にいたときから、英語を使ってテレフォンオペレーターの仕事をしていました。

そんな私が、勉強の役にたったなと思う洋画をシェアします!
※ここで言う洋画とは、撮影されたときのオリジナルの言語が英語の映画を指します。フランス語で撮られた映画が、英語に吹替されているものなどは、含めていません。あたりまえか。笑

Let’s get started!

映画を学習に生かすポイント

洋画を見ることは、英語の勉強になります。とってもなります。ですが、ポップコーンを食べ、コーラを飲み、ごろごろしながら、ときたまケータイをいじりながら、観ているようでは、あまり効果は見込めないと思います。(ただ映画を楽しむっていう場合には、いいですけどね!笑)

洋画を英語学習に生かす際には、以下のポイントを意識してみることをおすすめします♡

・繰り返し観る

みなさん、お気に入りの映画って何回観ますか?私は、とっても好きな映画は何回も繰り返し観るタイプです。1晩に、3回連続、最初から終わりまで観続けたことがあります。(1人オール。笑)

繰り返し観ると、話は覚えているので、表現や語彙に注目することができます。また、お気に入りのシーンは一時停止をして、セリフを書きだし、声に出してみるといいと思います!

・セリフを調べる、覚える

この表現、自分でも使いたい!と思えるようなセリフは、どんどん単語を調べて、覚えてみましょう!

私が意識しているのは、なるべく同じ性別の人物や、自分のキャラクターに近い人物のセリフを覚えること。アラサー女子が、10代男子の喋り方を真似しても、しょうがないですもんねw

・挿入歌を覚える

これは、とくにミュージカル映画ですが、挿入歌を歌えるようになると、同じ映画を何度観ても楽しいです。挿入歌のシーンになったら一緒に歌いましょう。

有名なミュージカル映画の挿入歌は、世界中の人が知っているので、覚えていると盛り上がるという利点もありますね。

・英語字幕×英語音声 または 字幕なし×英語音声で見る

英語がまだ自信がない…という方は、まず日本語字幕×英語音声で観てください。そこで、何度も観たいと思えるような、お気に入りの洋画を見つけたら、ストーリーを覚えたあとに、英語字幕×英語音声で観てください。

このセリフ、こんな風に言うんだ~と勉強になります!

英語にまあまあ自信がある方は、初見は字幕なし×英語音声で観てください。最初から字幕をつけてしまうと、文字を読んでしまう癖がついてしまうので、上級者の方にはおすすめしません!

ただ、繰り返し観たい映画が見つかったら、英語字幕×英語音声でも観たほうがいいと思います。知らない単語は、文字で観た方が、理解がはやいからです。語彙力=英語力と言ってもいいくらい、語彙力を増やすことは、ほんとに、ほんとに、大切です!

私のお気に入り♡繰り返し見ている洋画

ここからは、私のおすすめの洋画をご紹介します。私はアクション系やSF系はあまり観ません…9割ヒューマン系、1割ファンタジーっていう感じです。

なので、アクション系やSF系が好きな方には、あまり参考にならないと思います。汗 自分のお気に入りの映画で勉強してくださいね!

Stand by me

不朽の名作!!何度観たことか…。10代の男の子たちの、冒険映画なので、言葉遣いは悪めです。笑 自分は使わないとしても、スラング表現などを知るのは楽しいですよね。

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※サウンドトラックもめっちゃおすすめです♡

勉強できるシーン例

森を歩いている途中。主人公Gordie(Wil Wheaton)と親友のChris(River Phoenix)は真剣な悩みを話し合っている。

Gordie: Do you think I’m weird?「ぼくって変わっているかな?」
Chris: Definitely.「まちがいないね」
Gordie: No man, seriously. Am I weird?「まじで聞いてるんだけど。変わってる?」Chris: Yeah, but so what? Everybody’s weird. 「まあね、けど、それがどうしたの?みんな変わってるじゃん」

変/変わっているっていう単語は学校ではstrangeを最初に習うと思いますが、weirdを圧倒的によくつかいます。

ちょっとしたシーンですが、この会話の流れって、英会話でよくある流れな気がします!ネガティブなことも、とりあえず正直に認めるけど、相手があんまり傷つかないように、「みんなそうじゃん」とか”Who isn’t?”「誰がそうじゃないの?」とか言ったり。

【その前方で、ちょっとまぬけな二人組TeddyとVernの会話】

Vern: You think Mighty Mouse could beat up Superman?「マイティマウスってスーパーマンに勝てると思う?」
Teddy: What? Are you cracked?「は?お前バカか?」
Vern: Why not? I saw the other day he was carrying five elephants in one hand!「なんでよ!こないだ、マイティマウスが片手で5頭のゾウを運んでるの見たんだよ!」
Teddy: you don’t know nothing. Mighty Mouse is a cartoon. Superman is a real guy. No way a cartoon could beat up a real guy.「なんも分かってねえな。マイティマウスは漫画。スーパーマンは本物。漫画が本物に勝てるわけないだろ」
Vern: Yeah. Maybe you’re right. Would be a good fight tho.「あぁ、まあね。でもいい戦いになると思うんだけどなあ」
Teddy: Zesus.「勘弁してくれよ」

マイティマウスっていうキャラクターを知らなかったのですが、スーパーマン的なねずみのヒーローのようです。こういう、知らないキャラクターを知ることができるのも、洋画で英語を学ぶいい点だと思う!

単語はそんなに難しくないですが、仮定の話をしているので、”would”や”could”などの仮定法をつかってますね。あと、ふつうの会話では、このくらい文法めちゃくちゃなんだなということも、わかります。日本語話してるときもそうなんだろうなあ。

Chocolat

主人公のヴィアンヌ(ジュリエットビノシュ)はフランス人だし、舞台はフランスです。でも、みんな英語で話しているし、アメリカ映画らしいです!

ジュリエットビノシュが本当にかわいくて、きれいで、魅力的で、チョコレートが美味しそうで、大好きな映画です。ジョニーデップも出てます!

勉強できるシーン例

Vianneがお店のオープン準備をしていて、娘のAnoukがお店のなかで遊んでいると、村のいじわる村長(Reynaud)がやってきます。いじわる村長が、Anoukに話しかけるシーン。

Reynaud: What’s your name?「お名前は?」
Anouk: Anouk. What’s yours?「アヌーク。あなたは?」
Reynaud: I am the Comte de Reynaud at your service.「私はレノ伯爵だよ、よろしく」
Anouk: A real one?! Like the Comte de Monte Cristo?!「本物の伯爵?!モンテクリスト伯爵と同じ?!」
Reynaud: Ah-ah! He was not a real one.「彼は実在しないけれどね」

伯爵ってComte de~って言うんだ!そして、自分で自分のこと伯爵って言うんだ!そして、そして、モンテ・クリスト伯!!読んでみよう!!!(と思って、まだ読んでない。笑)

この、自分に自分で敬称つける表現ですが、ビジネスの場とか、学校の先生とか、ふつうに自分のことMr.~とかって言います。日本人の感覚だと、奇妙ですけどね。笑

Midnight in Paris

ウディ・アレンの映画は映像がきれいで、好きなんですけど、とくにMidnight in Parisは、近代文学者たちがでてくるし、舞台パリだし!!大好きが詰まってます。笑 舞台はパリで、何人かの役者さんはフランス人だけど、英語で撮られたアメリカ映画です。

勉強できるシーン例

主人公のGilとフィアンセのイネスは、ワインテイスティングのあと、イネスの友人ポール(snobbyないやな奴)に、ダンスパーティに誘われる。

Paul: Carol and I are going to go dancing. We heard of a great place. Interested?「キャロルと僕は踊りに行こうと思う。いい場所があるって聞いたんだ。どう?」
Inez: Sure.「いいわね」
Gil: I don’t want to be a party pooper but I just want fresh air.「場をしらけさせたくはないけど、新鮮な空気がほしいんだ」

誘われたときに、断って場をしらけさせる人をparty pooperって言うんだ、へええ。日本語に、そんな名詞はないような。あと、新鮮な空気はfresh airって言うんですね。ふむふむ。

好きなシーン

ピカソの彼女であるAdriana(マリオンコティヤール)は、主人公Gil(オーウェン・ウィルソン)が黄金時代だと思っている1920年代の人物。彼女は、それより昔のベル・エポックの時代が黄金時代だと思っている。1920年代にタイムスリップしたGilは、Adrianaとともにベル・エポックの時代にタイムスリップする。アドリアナは、このままベル・エポックにとどまって、一緒に住もうと言う。

Gil: Because if you stay here and this becomes your present, sooner or later you’ll imagine another time was really the golden time. (中略) The present is always going to seem unsatisfying because life itself is unsatisfying.(略)
「だってもし君がここに留まるなら、ここがきみの現在になる。遅かれ早かれ、他の時代が本当の黄金時代になる。現在っていうのはいつも不満を感じるものなんだ。人生自体が不満を感じるものだからね」

英語ってわけじゃないんですけど、この映画のテーマをまとめてくれたセリフ。そうだね、たしかに、過去が美しく見えるけど、過去が今になったら、別の時代が美しく見える…今を精いっぱい生きるしかないね。(月並みな感想ですがw)

Harry Potter Series

だれもが知っているファンタジー映画!全話大好きだけど、とくに、賢者の石(1作目)と死の秘宝(最終話)が好きです。1作目だけ、監督が違うので、雰囲気がちがい、初々しいハリーたちが可愛いです♡最終話は涙なしには観れません…そして大迫力。目を離せなくなること間違いなし!!

お気に入りシーン1

ハリーポッターを見始めたのは、中学生ごろなので、思いっきり吹替で観てました(いまとなっては考えられない)。そのころから、一番印象に残っているのは、やっぱり、このシーン!笑

2作目「秘密の部屋」で、ハリーの部屋にやってきた屋敷しもべのドビー。ご主人の悪口を言ってしまったので…

Dobby: Bad Dobby! Bad Dobby!

日本語では、「ドビーは悪い子!ドビーは悪い子!」ですが、英語版めっちゃシンプル。笑

お気に入りシーン2

めっちゃ有名なシーン!1作目「賢者の石」で、物を浮遊させる魔法の授業。ロンとハーマイオニーが隣どうしで練習するも、ロンの魔法が下手すぎて、ハーマイオニーがお説教するシーン。

Hermione: Stop, stop, stop. You are going to take someone’s eye out. Besides, you’re saying it wrong. It’s lev-e O-sa. Not lev-e-o-SAAA. 「ストップ、ストップ、ストップ!目を取り出そうとしてるわよ。それに、発音も間違ってる。レビオーサよ、あなたのはレビオサー」

Ron: You do it then, if you’re so clever. Go on! Go on!「じゃあ君がやってみろよ、そんなに賢いならさ。ほら、ほら!」

Hermione: Wingardium Leviosa!「ウィンガーディアム レビオーサ!」

日本語では「そんなに振り回したら危ないじゃない」なのに、英語では「だれかの目を取り出す」って…笑 どんな振り回し方だよ。笑 ハリポタは完全にBritish Englishなので、上記3つの映画とは発音が違います。私はBritish Englishが好きです♡

恋バナができるようになる洋画

Sex and the city: The movie

ドラマ版から全部観ているSAC。女子トークの表現めっちゃ拾えます!!映画は2本出ていますが、私は1作目のほうが好き。とにかく、女子が必要な単語はここに詰まっていると言っても過言ではないです。笑


※映画は1が好きですが、2もいいです。ドラマもいいです。結論、全部好き!笑

勉強できるシーン例

待望の赤ちゃんを授かったシャーロット。流産してしまうのがこわくて、日課のランニングも控えている。あまりに慎重になりすぎているシャーロットを旦那さんが心配して、キャリーに相談する。キャリーがシャーロットを励ますシーン。

Carrie: What makes you think something bad is gonna happen?「なんで悪いことがおこると思うの?」

Charlotte: Because nobody gets everything they want! Look at you, look at Miranda. You’re good people and you two both got shafted. I’m so happy and… something bad is going to happen.「だって望んだものすべて手に入れる人なんていないんだもの!あなたも、ミランダも。いい人なのに、二人とも嫌な目にあった。私はすごく幸せだから…なにか悪いことが起こるに決まってるわ」

Carrie: Sweetie, you shit your pants this year. I think you’re done.「シャーロット、あなたは今年漏らしたんだから、もう嫌なことは済んでると思うわ」

※シャーロットはメキシコ旅行で、お腹くだして、漏らしてる。笑
このキャリーの励まし方、秀逸だと思う!!ユーモアって大切だよね。ほんと。英語としては、なんで~?と聞くときに、Why~?ではなく、What makes you 動詞はけっこう使われる表現です。あと、キャリーがシャーロットのことをSweetieって呼んでいるけど、女の子同士でも、そういう愛称(?)で呼び合います。そういうのっていいよね。

若者ことばが学べる洋画

The perk of being a wallflower/ウォールフラワー

イギリスの若者を主人公にした映画。ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが出ています♡イギリス英語で、若者の喋り方を学べます。

お気に入りの表現

You’re a dick.
「(相手にむかって)うざい!」※そんなにケンカ腰じゃなく、じゃれる感じでも使えるっぽいです。

Wallflower
パーティなどで、だれとも話せず、壁ぎわにこっそりといる非リアのことです。

Friends with benefit

前職の上司(ニュージーランド人)のおすすめの映画。彼てきに、リアルな英会話になっているそうです。とにかく、会話スピードが速いし、汚い言葉使いまくりです。笑

こっちに来て分かりましたが、みんな汚い言葉ふつうに使います。おそらく、きれいな英語で話し続けるといつまでたってもよそよそしい(日本人がずっと敬語使い続ける感じ)ので、汚い言葉を使うことで、親近感を出しているのだと思います。

※題名のfriend with benefitとはセフレのことです。。。笑

歌って語彙を増やそう!ミュージカル映画

Hairspray

何度観ても、元気がもらえる可愛い映画!とくに”Good morning Baltimore”は何度も練習しました。笑

※もちろんサントラもおすすめです♡

ジャングルブック

昔のアニメ版は観たことがないのですが、実写版のジャングルブック、とてもよくできていておもしろいです!歌も全部いい!

とくに好きなのは、クマのバルーが歌う”Bare Necessities”。カラオケで歌う率高いです。笑

主人公のモーグリは、トラに育てられた人間の男の子ですが、動物たちからはman cubと呼ばれています。Cubはクマとか狼の子どもに使う単語らしいです。子熊は”kid bear”じゃなくて、”bear cub”なんですね。英語って、単語多すぎいいい!

The Greatest showman

さいごは、イケメン、ヒュージャックマンのThe Greatest showman!これ、お話し自体はわりと薄っぺらいですけど(失礼w)、歌がものすごくいいです。そしてヒュージャックマン歌もダンスも上手すぎです。

とくに”A million dreams”と”The other side”が最高です。リピートしまくり。A million dreamsはカラオケでも歌いたい(途中デュエット必要だけど笑)くらい、マスターしました!The other sideはまだちょっと口がまわりません。。笑

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでご紹介した洋画は、お気に入りのうちのほんの一部です。とくにミュージカル映画は、10回くらい観ているものが、もっとあります。

また、はじめて映画で英語を学びたい場合には、もっとゆっくりはっきり話している映画を選択したほうがいいかもしれません。それは、また記事にまとめてみたいと思います。

とにかく、お気に入りの映画を発見したら、オタク気質を存分に発揮し、何度も何度も観ることをおすすめします。

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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。

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